食べ物によって肌質が変わる
乾燥肌の改善はスキンケアの改善が有効だとされていますが、実は、食生活の改善も乾燥肌には有効なのです。
まず、偏った食事を続けると、以下のような事が起こります。
① 代謝機能が低下する
② 体内環境が悪化する
代謝機能が低下すると、肌の表面を守る皮脂の分泌が減り、乾燥を招きます。
また、体内環境が悪化すると老廃物が溜まりやすくなり、過剰に代謝機能が働き、これによりさらに代謝機能が低下します。
つまり、どんなに一生懸命肌スキンケアをしても、体の内部が乱れていると、肌の潤いが満たされることはないのです。
とくに、肌の乾燥が気になる方は、食生活を見直しましょう。

肌を乾燥させる食べ物や飲み物
まず、乾燥肌を悪化させる食べ物・飲み物がコチラです。
① コーヒー
コーヒーに多く含まれるカフェインには、体を冷やす作用がありますので、これにより代謝が悪くなりだけでなく、カフェインには利尿を促しますので、多くの水分が排出されることで体は常に水分不足に陥ります。
② ファストフード・スナック菓子
塩分や脂分が多いファストフードやスナック菓子は体の代謝を悪くします。
たまにならOKですが、日常的な摂取や食べ過ぎには注意しましょう。
③ 甘いもの全般
糖分が多いものを過剰に摂ると、体内環境が悪化しやすくなりますので、食べ物たけでなく、飲み物の糖分摂取にも注意が必要です。

乾燥肌におすすめの食べ物
乾燥肌の改善をサポートする栄養が以下になります。
【ビタミンC】皮膚や血管を強くします。
【ビタミンE】血行を促します。
【たんぱく質】皮膚のバリア機能を守ります。
これらの栄養が含まれたおすすめの食べ物がコチラです。
① 卵
卵には、たんぱく質・ビタミンAなどが含まれているだけでなく、卵に含まれる「ビオチン」には皮膚の健康を保つ作用があります。
② 納豆
納豆には、たんぱく質・ビタミンEなどが豊富に含まれています。
また、納豆に含まれる「ポリアミン」には代謝を活発にする作用があります。
③ パプリカ
パプリカはビタミンCが豊富で、さらにβ-カロテンやビタミンEなど、乾燥肌をサポートするビタミンが詰まっています。

おわりに
甘いものは乾燥肌の敵ですが、それでも甘いものが欲しいときがありますよね。
そんなときは「はちみつ」を使ったスイーツを食べましょう。
はちみつには、ビタミンC・たんぱく質・ビタミンBなどが含まれており、はちみつに含まれる「グルコン酸」には善玉菌を増やして腸内環境を整える作用もあるのです。
甘みも砂糖よりも自然でカロリーも低いので、飲み物に甘みをプラスしたいときも、はちみつがおすすめですよ!
