目は口ほどにものを言う、目は心の鏡。こういったことわざを持ち出すまでもなく、目は人の印象を最も左右するものだと、全ての人が感じていることでしょう。美しい目は何物にも代え難い魅力を放つのです。中でも透き通るような薄い色の瞳の美しさは格別。
ですが美しい色の瞳というのは一部の人が持って生まれた特権のようなもの。生まれた瞬間に決まってしまうから、手に入れることは諦めなくてはいけないというのが常識でした。
でももし誰でも好きな目の色になれたなら、どんなに素敵でしょうか。
実はそんな魔法のような先進技術が、2つだけあるのです。

1. 人工虹彩インプラント手術
目に小さな穴をあけ、そこから人工虹彩を挿入し、中で広げるというものなのですが、現在は美容目的でも行われています。
しかしアメリカFDAはこの手術を美容目的で行うことを認可しておらず、この手術を受けるためにはパナマやインドへ行く必要があります。
ちなみにこの手術が行われている様子をyoutubeで見ることができます。
【閲覧注意】
Artificial Iris implantation Dr.Mishev.mov
m.youtube.com2. レーザーで虹彩のメラニンを取り除く手術
これは「Stroma Medical」というアメリカの研究機関が開発した技術で、未だ実用化されていないものの、近年中に実用化される見込みが非常に高いものです。
人の虹彩は、誰のものであっても、全てのメラニンを取り除いた姿は青いんだそうです。
そしてこのレーザーは全ての人の目を青くできるんだとか。実際に臨床試験は全て成功しているとのことで、非常に期待が持てます。
また、残すメラニンの量を調節する技術も研究中で、実現すると茶色い目の人が緑色の目になったり、薄い茶色の目になることも可能、とウェブページに書かれています。
最後に
いかがでしたでしょうか。世界には想像を超えた技術が存在しているものですね。
我々が気軽に施術を受けられる日はまだかもしれませんが、目の色に限らず、見た目に関して自由に選択できる領域は日に日に広がっている気がします。
賛否両論ありそうですが、今後の動きに着目していきたいなと思います。