いつも恋愛がうまくいかない人へ
「アダルトチルドレン」とは、成人しても子供の頃の養育環境を引きづり、それがトラウマになっている人のこと。恋愛がうまくいかない人は、これが原因かもしれません。今回はこの“アダルトチルドレン“についてご紹介します。
機能不全家族で育った人はなりやすい!

アダルトチルドレンとは、普通よりも不健全な家庭(機能不全家族)で育った人のことがなりやすいとされています。小さい頃に親から満足な愛情を得られなかった人が発症しやすく、他人とうまく付き合えないなどの問題を抱える傾向が強いみたいそうです。
虐待や、親のアルコール依存症などでアダルトチルドレンは生まれやすいようですが、共稼ぎで忙しくて構ってくれなかった、干渉が激しすぎて自分の人生を自分で決められなかったなどでも発症しやすいそうです。
不安やイライラが強いため、時に恋人を自分の感情の渦に巻き込んでしまうとされています。結果、恋愛が長続きせず、恋に臆病になってしまうことがあるみたいですね。
過去からの有毒な自己否定感は、私たちの大人の生活に現れてくる、どんなに完璧に振る舞っても、どんなに一生懸命に自他をコントロールしてみても。自己否定感は、見所を見つけて出てくる。(BRB247)#アダルトチルドレン #機能不全家族
— ACoAなごやみなと (@ACoAnagoya) 2016年10月19日
アダルトチルドレンには種類がある!

一口にアダルトチルドレンと言っても、そこには様々なタイプが存在するそうです。主に取り上げられているもの5つ、ここではご紹介します。
- ピエロ:
ユーモアを発揮することで、人の目を引こうとするタイプ。根本には孤独感がひそんでいる。 - ヒーロー:
いわゆる優等生タイプ。他人を気にするあまり、完璧主義になりやすい。 - スケープゴート:
トラブルを起こして注目を集めるタイプ。学校などで問題行動を起こしやすい。 - ロンリー:
内向的で引きこもりになりやすいタイプ。自己主張がヘタで、存在を隠して生きてきたことが多い。 - リトル・ナース:
面倒見が良くて優しいタイプ。自分より他人の世話ばかり優先してしまう。
こうした傾向のある人は、白か黒かの極端な思考をしやすい、極端に後ろ向きである、自分の非を認めたがらない、自罰傾向が強い、などが性格的にあるそうです。
人の気持ちより自分の感情が優先になってしまうため、恋人との信頼関係も作りにくいと考えられているみたいですね。
私はおそらく「ヒーロー」「リトルナース」「ロンリー」が混ざったアダルトチルドレンだ。#アダルトチルドレン #期待に応える
— aoioua428 (@aoioua428) 2016年2月11日
アダルトチルドレンを克服する方法とは?

こうした行き辛さを抱えたままでは、なかなか恋愛を続けにくいと思います。もし、あなたに上記の傾向が当てはまるならば、一度、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
カウンセリングは保険適用外のところが多く、費用も6,000〜1万円くらいと高めです。しかし、自分を客観的に見てもらい、辛かった記憶や感情を表に出すことで、変われることも多くあるのではないでしょうか?
病院によっては、保険適用がきくクリニックもあります。該当の科は精神科・心療内科ですので、気になる方は思い切って予約してみてもいいかもしれません。
落ち着いて人の話を聞く、受け入れることの大切さ#アダルトチルドレン
— クマクマ☆横浜痩せ肩腰足ほぐし師700円 (@henkutulieblich) 2016年10月22日
まとめ:回復に向け、一歩踏み出す勇気を持ちましょう
アダルトチルドレンの原因、タイプ、解決法などをご紹介してきました。なぜか恋愛がうまくいかない、という人で思い当たる節のある人は、一度、病院などにかかってみてはいかがでしょうか?
改善に向けて進むことは、決して悪いことではありません。勇気を出してカウンセリングなどを受診してみましょう。