色気とLOVEを追い求めるのが大好きな親友、自称・肉食美女の「おニクちゃん」。
エイジングと美容に関しては日々ジレンマ克服中の彼女だが、男子を落とすことにかけては手練手管、エロティシズムに一家言アリ。当たって砕ける肉食女子おニクちゃんの奮闘記、恋愛編。

「そろそろ結婚しろって、親に言われた」「年齢年収制限ある男性と出会えるのは手っ取り早いかも」そろそろ婚活してみるか!と、重い腰を上げたアラサー女子が初めての婚活パーティーに挑む!そこで見た実態と、アカン振る舞いとは…?

アラサー女、婚活始めます

「ラブは楽しめど、結婚まで至らないのは自責か他責か?」
などと、哲学的なことを考えているうちに気付けばアラサーな私たち。“結婚”という話題を避けるようになっていた近頃。だったのだが…。

「ちょっと、お願いがあるんだけど…アヤとおニクちゃん、一緒に婚活パーティー行かない?」
大学仲間の結婚式2次会の帰り。久しぶりに会った旧友のユメちゃんから、衝撃的なお誘いを受けた私とおニクちゃん。

画像1: アラサー女、婚活始めます

かつてキャンパスでいつも一緒だった私たち3人。毎日のように渋谷や新宿を闊歩していた私&おニクちゃんとは違い、女子力が高く受け身系のユメちゃんにはいつも歳上の優しそうな彼氏がいた。
現在は派遣で働きながら、ハンドメイド作家をしている彼女。レジンやビーズを使って作るキラキラのアクセサリーは、夢見がちな色合いと愛くるしさがギュッと詰まっていてユメちゃんのイメージにぴったり。そんな夢カワ系なユメちゃんから、まさかのお願い。
「今、彼氏いないの?昔は切れ目なくいたよね?どうして急に婚活する気に?」
いつもながら、直球のおニクちゃん。
矢継ぎ早の質問に対して、答えにくそうなユメちゃん。

「実はもう3年、ちゃんとした彼氏いないんだ。今の恋人は派遣先の先輩社員なんだけど、妻帯者だし…。親は知ってか知らずか“そろそろ真面目に婚活しろ”って、プレッシャーかけてくるのよ。私だけの王子様、いないかな…」
…それで婚活パーティーか。

画像2: アラサー女、婚活始めます

私も行ったことないけど、どんな人が集まるのか興味ある。あわよくば「結婚を前提に」って、いきなりお付き合いが始まるもの?いい条件の人、いるのかな?
「婚活パーティーって、男性の年収制限とかあったりするんでしょ?それって分かりやすくてオイシイかも」
おニクちゃんも乗り気だ。

こうして、それぞれの思惑を胸に、アラサー3人は週末の婚活パーティーへ参戦することになったのだった。

いざ!婚活パーティーへ

画像: いざ!婚活パーティーへ

そして次の週末、いざ婚活パーティーへ。会場近くで待ち合わせた私たち。
予約はユメちゃんがwebで取ってくれた。
都内では、毎日のようにどこかの会場で昼夜問わず婚活パーティが行われているそうだ。
会費は、内容にもよるけど、女性は500円〜3500円程度。男子は5000円〜が相場。

【婚活パーティーの流れ(一例)】

画像: 【婚活パーティーの流れ(一例)】

1. 受付時に渡される「プロフィールカード」を記入し、番号プレートを付ける
2. 男女指定された席に座る
3. 開始の合図とともに、1対1の自己紹介タイム
4. フリータイムへ突入(場合に応じて数回のローテーション)
5. カップリングカードを記載して、カップリングした場合番号発表➡連絡先交換へ

それにしても、落ち合った私たち。三者三様のファッションに笑う。もっと事前打ち合わせすべきだった!!

【肉食女子・おニクちゃんの場合】

まるで結婚式2次会?
ASOS系ボディコンワンピ×12センチヒール=戦闘モード

【普通女子・私の場合】

まるで仕事帰り?
コーディガン×細身パンツ=カジュアル

【受け身女子・ユメちゃんの場合】

守ってあげたい女子代表?
萌え袖ニットワンピ×ロングブーツ=甘めゆるふわスタイル

さぁ、これらのチョイスが吉と出るか凶と出るか。
会場で受付を済ませ、パーティーとは名ばかりの何とも異様な、出会いnightが始まるのであった…。

婚活パーティーの○○オトコvs○○オンナ

会場に入って、辺りを見回す。男女各30人くらい。
「これは中規模のパーティー」と、ユメちゃんが小声で教えてくれる。
1対1の“個室婚活”なるものもあるらしい。
サイレント物色をする私たち。ビジュアルの平均レベルははっきり言って女子の方が高いぞ。
…うーん、ハズレ。私は観察者に徹しよう。(実は私はかなりの面食いなのだ)
そして受付で渡されたカードを記入して、パーティーがスタートする。

用意された椅子に男女が交互に座って、1分ごとにメンズが順送りになり入れ替わっていく。
ネタが次々流れてくる“回転寿し”のようなシステムである。

画像: 出典:Lapish lapish.jp

出典:Lapish

lapish.jp

こうして私たちは流れてくる異性全員と会話することとなるのである。
そこで私たちが実感した、婚活パーティーにおけるアカン振る舞いとは…!?

◎書きすぎオンナ

職業、出身地、好きな○○ベスト3、休日の過ごし方、趣味、最近夢中なこと…自己紹介カードには多くの回答欄がある。

画像: 出典:シャンクレール www.2400.co.jp

出典:シャンクレール

www.2400.co.jp

「プロフィールびっしりですね。今日の意気込みを感じます(笑)」
初心者の私が陥ってしまったアカン罠。
それはカードの回答欄を細かく埋めすぎてしまったこと。

会話のキッカケができれば、趣味が近い人を探せれば…と思って、ご丁寧に『休日は寺社かプラネタリウムにいます』『趣味はヨガ』から、『ジョジョの名場面ベスト3』まで書いたのよ。
それがどうして、相手が食いついてきたのは「書きすぎですね」という、ただ一点のみ!自己主張激しい人みたくなってるやん!!
やらかし“書きすぎオンナ”は、会話の前に戦線離脱なのである。
[結論] 相手を知る時間は短い!よって自己紹介の記入はシンプルに。ウケ狙いのマニアックさも不要です!!

◎上からオトコ

回転寿しでやってきた、とあるアカン男性。

「33歳か…寂しくなることあるでしょ?すぐ結婚したい?」
「女の人が結婚後も働くのは全然いいと思うよ」
「俺は国家公務員だから、経済的な面では安定して与えてあげられるかな」

…お、おう。キミの結婚観は、よーく分かった!でも私、この人と仲良くなるの無理だ。だって、やたら“上から”なのだ。

「婚活パーティーに来るアラサー女には、結婚チラつかせてマウントとっとけ」って何かのマニュアルに書いてあるのか!?
確かにみんな真剣に婚活しているから、結婚観や恋愛観について語るのは大切。
…でも、どんなに大手企業勤務でも収入がよくても、相手に理想を押し付ける“上からオトコ”にはロクなの居ないぜ。

画像: ◎上からオトコ
[結論]条件提示&「俺と結婚したら○○してあげられる」話をしてくる“上からオトコ”は、スルーすべし!モラハラ彼氏になる可能性あり!

◎気合い上等オンナ

友人たちの様子も気になって、隣で楽しげなおニクちゃんを横目で観察。
端から見ても目立つビジュアルに、案の定、殿方から総ツッコミが入る。
「パーティー、お好きなんですか?よく来るんですか?」
「気合い入ってるでしょ、戦闘力高めですね」
「月にかなり、外見にお金使います?」
…これらの質問は、言い換えれば
「遊び慣れていて、結婚には(自分には)向かないな。金かかりそうなオンナだな」
という意図が含まれている。

確かに、ネイルからシャネルのマトラッセに至るまで、隙のないファッションには彼女の性格が垣間見えてしまう。

画像: ◎気合い上等オンナ

ちなみに、参加者の女子の多数は“ルミネに居そう”な、ちょっとしたセットアップやラフなワンピ。
あえて気合いを見せない女子服は、第一印象を決める上では大事なのかもね。
婚活パーティーでは、“会場の華”になる必要はない。男が見ているのはもっと別のポイントなのである。

[結論]ファッションは、抜け感も大事!遊んでそうな印象は御法度。金かかるオンナの象徴=分かりやすいブランド品は避けるべし!!


◎困ってねーしオトコ

フリータイムの合図とともに、立食パーティーに。
壁側に避けた私とおニクちゃんに、男性2人組が話しかけてくる。
パーティーの男子の大半を占める冴えない男性(ハゲ散らかった江頭2:50系、仕事の話しかできない無趣味クン、明らかに異性に慣れていない童貞モドキ等々…)が多い中で、彼らは明るく話も面白いし、「悪くないな」と印象に残っていたのだった。

画像: ◎困ってねーしオトコ

「君たち、サクラ?」
「俺ら、本当はこんな婚活パーティー来るほど困ってないっていうか」
「みんな本気感出しててやばくない?キモい奴らはシカトして、この後俺らと一緒に遊びにいこうよ」
…うーん、普通に明るいし、悪くはないのだが。
こういうところにきっと一定の確率で生存する“困ってない俺”というレア種。
プライド高くて、周囲を見下す性格に難あり。いわゆるマウンティング系男子である。
でも…街で見たら、単なる普通の人だよね?

[結論]余裕あるフツメンがマシに見えてしまう、“婚活パーティー・マジック”ってあります!

“困ってねーしオトコ”はそれが狙い?彼らはきっと“俺になびいてくるオンナ”と遊びたいだけです。
「普通に出会ったら連絡先交換する相手か」を自問して、冷静に考えるべし!

◎断れないオンナ/話せないオンナ

受け身系女子筆頭のユメちゃんはどうだろうか。
先ほどからのフリータイムでは、1人にずっとロックオンされている。
与沢翼的・自意識過剰男にまくしたてられて、視線を泳がせるユメちゃん。
ユメちゃんの性格を考えると、助け舟を出すべきなのか…。
ちなみに会場には、フリータイムで誰からも話しかけられずに、椅子でうつむいてスマホいじっている女子も数人いた。

画像: ◎断れないオンナ/話せないオンナ
[結論]“断れない・話せない”は、せっかくのパーティーで損します!

受け身女子も最初の自己紹介で、自分を聞いてもらう勇気を。

男女双方が受け身だと、気まずい沈黙の1分間が流れるだけなので、相手が会話を広げやすい鉄板ネタを1つ仕込んでいくといいかも。
フリータイムで「女のコから声かけられる」ことを夢見て待っている男性も多いよ!

カップリング、そして…

パーティーの終盤のカップリングタイム。
男女のスペースを区切られて、気になる人の番号を記入する。

「これって、誰ともマッチングしたくない場合は空欄提出も可能なのかな?」
私、隣のおとなしそうな女子に小声で話しかけてみる。
「大丈夫だと思いますよ。私も、今日はそうしようかと」
「あ、もう何回か来てるの?」
どうやら、婚活パーティーは数回目らしい。

「うん、今日のはあまり男性よくなかったです。フリータイムにも誰にも話しかけられなかったし…。脱出したくなったもん」
「そっかー!でも見た感じ私より全然若そうだから、焦る必要ないっていうか」
「え!もう27ですよ〜、若くないです。だから今年中に必ず相手見つけるんです」

画像: カップリング、そして…

…27歳で若くない自覚が!そしてこの意気込みの強さ!

そして結局、誰ともマッチしなかったアラサー3人の解散間際。
「婚活がどういうものか、来てみて分かったかも」
「うん、なかなかの戦場だったね」と、呟く私たち。
「私、フリータイムで来てくれた男子に、ダイレクトに年収聞いたらドン引きされて、その後誰も寄って来なかったよ」とおニクちゃん。

婚活パーティーで納得できる出会いを求めるなら、ある種のマナーと心構えが必要ということなのであろう。
覚悟があるなら、それなりにはモテ気分も味わえて楽しめるから、行ってみてもいいかもね。(ただし、メンズの品質については保証できません!)

出会いって、アタリもあればハズレもあるさ…。
受付で登録したメアドに、今も毎日届く「今週のパーティーのご案内」。
でも、私たち3人の中で、それについて改めて話題にする者は誰一人居ないのであった…。

——次回へ続く。

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